私のお父さんは2人

今週のお題「お父さん」です。

 

実は私には2人のお父さんがいます。

1人は実の父親。

もう1人は育ての父親といっても過言ではない人。

 

実の父親とは、いろいろと事情があり、物心つく前に離婚しております。

写真で顔を見たことはありますが…記憶は全くなし!!

 

そんな私に「父親」というものを教えてくれたのが、もう1人の父親です。

 

実はもう1人の父親には家庭があります。

母とは、いわゆる不倫関係。

母子家庭の我が家を、約20年以上もお世話してくれていました。

 

月1に1週間ほど滞在しては、いろいろな場所にドライブに連れて行ってくれたり…

お菓子を山ほど買ってくれたり…

業者並みに買い込んだ花火で遊んだり…

旅館などに泊まりに行ったり…

 

私が就職してからは、引っ越しの手伝いをしてくれたり…

実家と疎遠になっていた時期に仲介役をしてくれたり…

当時付き合っていた人と仲良くしてくれたり…

 

今思い出すだけでも、本当の父親のような立ち振る舞いをしてくれていました。

 

「不倫」はいけないことですし、誰も幸せになりませんよね。

家庭を持った今だからこそ、それは重々承知しております。

ただ私たち家族は、いけない関係のその人にとても助けられたのも事実なんです。

 

このもう1人の父親は、これまた事情がありすでに亡くなっていますが、毎年「父の日」に思い浮かぶ「お父さん」は、彼1人だけです。

 

もちろん、不倫相手になる我が家では彼のための仏壇はありません。

ただ、写真だけは飾ってます。

 

なので、毎年父の日になると、彼のことと彼の家族のことを考えながら過ごす、何とも言えない1日になります。

 

 

何を言いたいのかというと…

不倫ダメ!!

ですよ!!